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第1回 ヤスコ先生の食育コラム『食育の必要性(食育と健全な成長)』

今月から食育をテーマにしたコラムの連載が決定!
お願いしたのは、中野ヤスコ先生ですヤスコ先生のプロフィールはこちらから

笑顔がステキで、とってもパワフルなヤスコ先生!
講演会や料理教室をはじめ、トップアスリートの食事指導やプロスポーツチームの遠征に帯同するなど、食事に関する様々な面で活躍されています。コロナ禍においては、静岡県内のJリーグ4チーム、『清水エスパルス』『ジュビロ磐田』『藤枝MYFC』『アスルクラロ沼津』の選手との動画配信や、静岡のプロバスケットボールチーム『ベルテックス静岡』の、選手とファンの交流イベントを“食”をテーマに行うなど、YouTubeやリモートでも大活躍されています!先日まで静岡新聞夕刊「窓辺」で全13回の連載がありました。

Sun Son Nursery Schoolでは昨年度より、保護者の方からの質問を、ヤスコ先生にご回答いただく機会があり、このたび、さまざまな“食”に関する悩みを中心に、『現代のお母さんの心に寄り添ったコラム』をお願いしました!
「このぐらいでも大丈夫なんだ」と食育を重く捉えず、お母さんも楽しむためのワンポイントが詰まった内容です

園では毎日給食がありますが、『先生と一緒に食べる給食が楽しくなるように!』といろいろな話をしながら、食べています。
ご自宅での食事がより楽しみになるように…

毎月1回のコラムを予定しておりますので、ぜひ楽しみにお読みください


 

第1回 ヤスコ先生の食育コラム『食育の必要性(食育と健全な成長)』

なぜ乳幼児の食事が大事なの??

 

こんにちは、中野ヤスコです。

幼い頃の食習慣は、子どもの心身の発達に大切です。

…ただ、ママが疲れてしまってはいけません
子供の心身の発達を理解しながら、上手に食育を楽しんでいただきたいと思います。

私の二人の息子は、あっという間に高校生になってしまいました。
特に長男は、幼い時から病弱でアトピー性皮膚炎と卵アレルギーもひどく、病院通いの毎日でした。仕事は続けておりましたので、日々の生活をこなすのに必死な毎日でした。

このような仕事をしておりますから、人以上に子供の食について知識があったせいか、教科書通りにいかない我が子と向き合うのに疲れ、たくさんの疑問や心配をし、ほかの子と比べては気苦労の絶えない大変な日々を送っていました。

そんな生活を振り返り、みなさんの肩の荷が少しでも下りるような内容にしていきたいと思います。

ここに書くことは、いわゆる「理想論」「正論」が出てくるかもしれません、それを踏まえて、世の中の便利なサービスや商品を、上手に活用して、パパやママがニコニコ子供たちと食を楽しめるようにしていきましょう!

1.なぜ乳幼児期の食事が大切なのか?<5つのポイント>

①体の基本が作られる

②食習慣の基礎を身につける
☆食卓で、「社会性」・「協調性」・「食への興味」などを伝えられる

③『舌』の記憶つくり
☆5つの基本味を体験する乳幼児期(甘味・うま味→酸味・塩味・苦味を覚える)
☆舌の回帰現象(戻るところは幼い頃に経験した「味」)

④『食の楽しみ』を構築する

 

 

 

 

 

⑤年齢と食事の関係性

乳児期(~1.5歳)   【基本的信頼関係】…望むように・大人が手本を見せる  

幼児期(~3歳)     【自律性】…自分で決めるのを周囲は待つ 

児童期(幼稚園児)   【積極性・自主性】…子供の世界の確保   

学童期(小学生)     【勤勉性】…協力、努力する ほめてがんばる

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思春期(中学生~)   【自我同一性】…気に掛けながら見守る


第1回目はここまで
まずは子どもの成長や発達段階を理解して、上手に食育を楽しんでみてください!

次回もお楽しみに

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